【和田彩花/あやちょ】モネとマネは別人です【怒られないためのマネとモネ講座】
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すべてはここからはじまった
というほど、長い話ではありませんが(^^;
アンジュルム元リーダー・和田彩花が語る「モネ」論【大学院で美術専攻】 #あやちょ#語るちょ#エンジン全開ちょ#アトロクhttps://t.co/woqL0zhZKQ
— 山田社長 (@YUMYamada) October 25, 2019
この、ラジオ番組のお知らせに対する返信のツイートが、
まさかの、あやちょ本人から
↓
「マネ」です。
— 和田彩花 (@ayakawada) October 25, 2019
私が好きなのはエドゥアール・マネ(Édouard Manet)。名前が似ているので、当時も間違えられていたようですがクロード・モネ(Claude Monet)とマネは別です!私が好きなのは「マネ」です。
の、指摘(笑)
マネはモネの先輩です。マネはモネなど後輩の印象主義の画家たちが進んでいく道を切り開いた画家です。ですが、マネは印象主義の画家として紹介されることもあります。それでも、マネとモネは別です。画家の立ち位置やその作品群は、それぞれがそれぞれの立ち位置で素晴らしいものをつくりあげました。
— 和田彩花 (@ayakawada) October 25, 2019
しかも、めっちゃキレてる…( ;∀;)安定のあやちょ…。
あやちょに怒られないための、マネとモネ講座
名前似てるし、2人とも有名人だからね…。
私、ちょうど勉強中(独学)だったので、教材にしている本から紹介します。
8歳違いで同時代を生きている、マネとモネ。
2人とも19世紀絵画の画家であり、そのころの絵画は
・古典の完成された理想美、格調の高さ、写実性を見直した「新古典主義」
・躍動感、激動感を色彩や動きで表現した「ロマン主義」
そこへ現れたのが、コローやマネと、光を描いた印象派に影響を与える画家たちでした。
エドゥアール・マネ
1832年1月23日〜1883年4月30日。
19世紀のフランスの画家。
伝統や約束事にとらわれず、当時の「現代社会」そのものを描いた最初の画家の1人。つまり、道を切り開いた1人です。
ですが、印象派の先駆的作品『草上の昼食』(娼婦を神話の女神のように配置した作品といわれている)を描き、ナポレオン3世から「不謹慎だ」と強く批判されます。
このように、いろんな手法で描かれた実験的な作品は、当時の表現方法を模索していた作家たちには衝撃的で、印象派の画家たちに影響を与えました。しかし、マネ自身は印象派のグループ展に参加していません。
日本の浮世絵からも影響を受けて、平面的な表現にも挑戦しています。
代表作
『草上の昼食』
『オランピア』
『フォリー・ベルジェールのバー』
etc
クロード・モネ
1840年11月14日〜1926年12月5日。
フランスの印象派を代表する画家。
「印象派」という言葉は、モネの『印象・日の出』からきています。
印象派は光がもたらす色の変化を描きます。その外光を描くための、あたらしい技法を生み出しました。
妻を亡くして数年後から人物を描かなくなり、「風景のモネ、人物のルノワール」と呼ばれるほど、風景画をたくさん残しています。
自宅に「花の庭」「水の庭」をつくり、そこで『睡蓮の池』など、たくさんの作品を描いたことは有名ですね。
代表作
『散歩、日傘をさす女性』
『積みわら』
『睡蓮』
etc
私の教科書も下にリンク貼っておきます。よかったら見てください↓
『世界の一流が必ず身につけている西洋美術の見方』
『アートのロジックを読み解く西洋美術の楽しみ方』
マネも勘違いしてた
『オランピア』をサロンに出品した際、新人であるモネの作品も入選し、真前に並ぶことになりました。
その時、マネは誤解して「自分の名前を利用する人がいる」と憤慨したそうです。
これを機に、モネはフルネームのクロード・モネで署名するようになったとか。
マネも誤解するんじゃ…あやちょ、許してあげて…
今度、あやちょが教えてくれるって!
次はぜひ、マネとモネの違いについてお話ししますね!
— 和田彩花 (@ayakawada) October 25, 2019
😃😏https://t.co/OPejdZFark
大学院で美術を専攻していたあやちょ。(もう怒ってなくてよかった。)
私の、市販の本から得た知識よりも、ぜったいぜったい!深くておもしろいじゃないですか!!
みんな、絶対きいてくれよな!
ていうか、私の教科書に、あやちょの本入れるの忘れてた…。
美術が大好きなあやちょ。本出しちゃってるんですよ。しかも、2冊。
『乙女の絵画案内』
『美術でめぐる日本再発見〜浮世絵・日本画から仏像まで〜』
買いにいかなきゃあ\\٩(๑`^´๑)۶////
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!