【お題に挑戦】「海」で思い出す本と漫画
今週のお題「海」です。2回目です。
昨日、なにも思いつかないから最低な記事をあげたんですけど(ごめんなさい。本当にごめんなさい。どうぶつの森は大好きです。)、もしかして本でもよかったんじゃないの…?と思いました。
でも、海に関する本って言ってもな?関する本ってあるのか???となったので…ごめんなさい。
私が「海」で思い出した本と漫画を書きます。
INDEX
『海の辞典』
内容
「海にまつわる素敵な言葉」を美しい海中写真とともに綴ったコンパクトサイズの魅せる辞典!
波や潮の名前だけでなく、海の色、音、風など感覚的なことから、海を使ったたとえ、海にまつわる大切な言葉までを、四季折々の海の写真とともに紹介。地球の7割が海であり、さらに私たちは海に囲まれた島国で暮らしている。知らず知らずのうちに海とつながって生きているんだと実感させられる1冊。
(雷鳥社HP)
これはそのまんま、「海に関する本」です。
ただ意外なのは、このA6判変形というサイズ。つまり手のひらサイズ。最初はこのサイズがかわいくて買いましたが、持ちやすいっていうことは=読みやすいんですよ。ストレスなく読めます。
写真は大きい方がいいんじゃないかと思いますが、これは辞典です。
海っていろんな魅力があって言い表せません。だからこの本は、そのいろんな海を、いろんな方法で、教えてくれます。なるほど、『辞典』なんだもんね、というのが感想です(笑)
ちょっと変わった趣向で面白いです。
『うみべの女の子』
内容
恋というには強かで打算というにはあまりに脆い……浅野いにおが描く、身勝手で切実な十四歳の青春。待望の最新作!海の近くの小さな町に暮らす平凡な中学生・小梅。小梅に思いを寄せる、内向的な同級生・磯辺。思いよりも先に身体を重ねてしまった二人。秘密の時間を過ごせば過ごすほど、心の距離は遠ざかっていく――。
(amazon商品説明より)
表紙が、綺麗でしょう。
浅野いにおさんのマンガは全部読んでいます。大好きなんです。
その中でも私は『うみべの女の子』が1番好きです。
「こんな青春をすごしたかった」と思えるマンガではありません。なのに、主人公の小梅に「がんばれ」と声援を送りたくなるような、清々しい気持ちで読み終えます。
それは、舞台が海のある町であることも理由の1つじゃないかと思います。
海の公園ではないんです。そこに、自然に、海がある、そんな町です。
「こんな青春をすごしたかった」とは思わないけど「こんな海がある町で、一生懸命生きてみたい」と思います。
『寺山修司少女詩集』
少女の心と瞳が捉えた愛のイメージを豊かな感性で織りなすオリジナル詩集。
忘れられた女がひとり、港町の赤い下宿屋に住んでいました。彼女のすることは、毎日、夕方になると海の近くまで行って、海の音を録音してくることでした……。寺山修司が「少女」の瞳と心で捉えた愛のイメージ。(amazon商品説明より)
寺山修司の少女が好きな人にとって、もはやバイブルと言える本です。
どのページを開いても、センチメンタルで可愛らしいんです。
それなのに中に漂う、孤独…。
これがまた、私たちを魅了して止みません。
「もはやバイブル」と書きましたが、おそらく、青春時代にこの本を開いてしまった方々なのでしょう。私もそのひとりです。何度も何度も読み返しています。
寺山修司の発想力が、私たちをどこへでも連れていってくれます。
でもこの本を紹介するのは、ちょっと迷いました。それは、一番最初の抒情詩を読んでもらえれば、読者になっていただいている方はわかるかもしれません^^;
(昨日の記事がひどすぎたので)まさかの2回目を書いてしまいました。
それなのにまた最後まで読んでくださって…本当にありがとうございますm(__)m
よかったら『海』の本、読んでみてくださいね!