【読書】文章力の基本
以前、ブログ書くの大変じゃない!?ていう記事を書いたんです。
それで、「作文の本買ってきます」って言ってて…
いざ探したら、めちゃくちゃあるんですね!
何冊か読んだので、その中からおススメ本を紹介します。
INDEX
『文章力の基本』
内容紹介
◇ありそうでなかった、「わかりやすく、伝わる文章」を書くための基本「文章を書く機会」は仕事上はもちろん、メールやブログなど生活上避けて通れない。にもかかわらず、文章力の有無によって、評価されるという事実はあまり意識されていない。また、「話し方の基本」について書かれた本はたくさんあるが、「書き方の基本」を教えてくれる本はありそうでない。本書は、「ムダなく、短く、スッキリ」書いて、「誤解なく、正確に、スラスラ」伝わる文章力の基本を、難しい文法用語を使わずに解説します。
◇ムダを削って、短く、スッキリ書くための実践的な77のテクニック
文章を扱うすべての人が、つい気づかずにやってしまうミスを「例文→改善案」という構成で指摘します。ビジネスシーンから日常的な文章まで多くの文例をもとに、イラスト、図解を交えながら、わかりやすく、即効性のある実践的な内容になっています。「短く」「正しく」「明確に」「簡潔に」「共感を呼ぶように」「視覚的に」をキーワードに、簡単だけど誰も教えてくれなかった77のテクニックにより、文章力が自然に身につきます
(Amazon商品紹介より)
基本中の基本
「伝わる文章」を書くための、基本中の基本が書かれた本です。
基本中の基本。
こう書いてしまうと、初心者用かなと思うかもしれません。ですが、そんなことないんですよ。
目次の大きな章を紹介します。
第1章 短く書く
第2章 自然な正しい表現で書く
第3章 言いたいことを明確にする
第4章 分かりやすく書く
第5章 簡潔に書く
第6章 共感を呼ぶように書く
第7章 表記とレイアウトにも心を配る
(文章力の基本目次より)
こうして読むと、わかっていること、ですよね。
まぁそうだよね、と思って読みますよね。
そうなんだけど、わかっているけど、明確にどうすればいいのか…と考えると、はっきりわからない項目もありませんか?
これらの内容を、さらに細かい項目に分けて説明しています。
つまりどう直せばいいのかを、簡潔に、ひとつひとつ、教えてくれるんです。
私はこうして文章を書いていて、「ここは気を付けるべきなのか、気にしなくていいのか…」と思うことがとても多いのですが(そして大体は気がつかなかったことにしますが…)、この本に『気をつけなきゃ伝わらないでしょ!』て指摘された気持ちです(; ・`д・´)ですよね!ありがとうございます!
たしかに初心者用、でもあると思います。
ですが、学生さんにも、ベテラン社会人さんにもおススメです。文章で伝えなければいけない機会がある人、全員の役に立つ本だからです(そして文章を書かない人はなかなかいないと思います)。
教科書のような一冊。
この本を、そのまま教科書にして欲しかったなぁと思います。
義務教育で学ぶべき(学んだはずの)内容がぎっしり詰まっています。タイトルに『文章力』とありますが、まず、文章の書き方(主語と述語の関係や、「ておには」の使い方など)から学んでいくんです。そして後半は、
「目に浮かぶように書く」
「強調する言葉は控えめに使う」
等、ポイントも教えてくれるんですね。
必ず例文もあるので、「あ、私もこんな書き方しちゃう…」→「こう直すのかなるほど」と、添削してもらった気持ちになりながら読み進めます。
つまり…
かなり、わかりやすいです。
文章の基本の辞典のようであり、詰め合わせのようでもあり、な「基本中の基本」の本です。
この本の初版は2009年8月1日に発行です。
そして私が田舎のTSUTAYAで買ったこの本は、
2018年11月1日第48刷発行
ですって。
す、すごくない…?
しかも私、田舎のTSUTAYAで買ってるんですよ?
田舎って、平積みでもされてなきゃ、ずーーっと売れないで本棚に眠ってる本も結構あるんですよ。なのに、2018年のものが置いてあるし…。
みなさん、文章に悩んでいるんですね…。
私もです………!!
ですが、きっと、購入したみなさんの教科書になっていることと思います。
もちろん、私も…!
そんな確信が持てるくらい、しっかり教えてくれる本です。
文章に自信がない人も、文章を書くのが好きな人も、ぜひ、読んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!